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のり海藻事業
のり海藻事業は、組合員が生産した乾のりを検査して等級を付ける検査業務、検査した乾のりを商社へ受託販売(共販)する共販業務および、のり研究所と連携して糸状体および種網の斡旋を行う業務を展開しています。

兵庫県における海苔養殖漁業の始まりは、西播磨地区(姫路市・赤穂市・御津町(現たつの市))の河口域で行われていた「支柱式養殖」でしたが、1960年頃に本県の海苔養殖業者が「浮流し式」の養殖技術を開発し、本県瀬戸内側に海苔養殖漁業が急速に普及しました。

1973年に当会が大型の倉庫を併設した「のり流通センター」を播磨町に建設、1985年には海苔入札会を行う「見付場」を新設して、漁業者が生産した乾海苔を漁協を通じて一元集荷し、海苔商社を集めて入札会を開催する共販体制を確立しました。

共販取扱高は、1975年は100億円前後で推移していましたが、1979年に一気に200億円を突破し、その後、概ね150億円規模で推移しています。

また、海苔の需要拡大を目的に、2008年10月に子会社を設立して、当会の海苔入札会の入札権を取得して、子会社を通じた海苔製品の販売拡大に努めました。さらに、2014年1月には海苔の加工業者を子会社化し、本格的な海苔加工品の生産を開始し、ヨーロッパ等への輸出も始まりました。

さらに、近年では海苔共販事業の改革に着手し、入札会における切り札制度の導入や、共販回数の増大を図る等、海苔商社が買いやすい共販をめざして取り組んでいます。

今後は、海の栄養(窒素・リン)不足が懸念される中で、海苔養殖漁業が継続できる豊かな海を再生することと、後継者の確保が課題となります。

のり共販風景
事業紹介
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のり海藻事業
のり海藻事業は、組合員が生産した乾のりを検査して等級を付ける検査業務、検査した乾のりを商社へ受託販売(共販)する共販業務および、のり研究所と連携して糸状体および種網の斡旋を行う業務を展開しています。

兵庫県における海苔養殖漁業の始まりは、西播磨地区(姫路市・赤穂市・御津町(現たつの市))の河口域で行われていた「支柱式養殖」でしたが、1960年頃に本県の海苔養殖業者が「浮流し式」の養殖技術を開発し、本県瀬戸内側に海苔養殖漁業が急速に普及しました。

1973年に当会が大型の倉庫を併設した「のり流通センター」を播磨町に建設、1985年には海苔入札会を行う「見付場」を新設して、漁業者が生産した乾海苔を漁協を通じて一元集荷し、海苔商社を集めて入札会を開催する共販体制を確立しました。

共販取扱高は、1975年は100億円前後で推移していましたが、1979年に一気に200億円を突破し、その後、概ね150億円規模で推移しています。

また、海苔の需要拡大を目的に、2008年10月に子会社を設立して、当会の海苔入札会の入札権を取得して、子会社を通じた海苔製品の販売拡大に努めました。さらに、2014年1月には海苔の加工業者を子会社化し、本格的な海苔加工品の生産を開始し、ヨーロッパ等への輸出も始まりました。

さらに、近年では海苔共販事業の改革に着手し、入札会における切り札制度の導入や、共販回数の増大を図る等、海苔商社が買いやすい共販をめざして取り組んでいます。

今後は、海の栄養(窒素・リン)不足が懸念される中で、海苔養殖漁業が継続できる豊かな海を再生することと、後継者の確保が課題となります。
のり共販風景